平子雄一、たちもとみちこやみなみかずひろ、Mirari、加藤智大などの作品が展示。開催は6月23日まで

平子雄一 LAMPENFLORA(照明植生) 2026

都市の動線に溶け込むアート

大阪市内を巡りながらアートやデザインに出会う周遊型エリアイベント「Osaka Art & Design 2026」が、6月23日まで開催されている。4回目を迎える今年のテーマは「Infinitize ~ソウゾウを解き放つ~」。梅田・中之島から心斎橋、なんば、阿倍野まで、これまでで最多となる約50箇所が会場となった。観覧料は原則無料。百貨店やパブリックスペースを歩きながら、気軽にアートとデザインに触れられる。

会場でもっとも作品が集中しているのは梅田エリアだ。阪急うめだ本店のコンコースウィンドーでは、平子雄一による「LAMPENFLORA(照明植生)」が6月22日まで展開されている。ダークブラウンを基調としたモノクロームのドローイングが、天井から床面まで広がる。人工的な都市空間のなかで自然をどう意識するか、平子が一貫して扱ってきたテーマだ。

9階の祝祭広場には、およそ4.5mにも及ぶオブジェがそびえ立つ

JR大阪駅と大阪ステーションシティをつなぐ「時空の広場」では、絵本の世界をテーマにした「PICTURE BOOK PARK」が開催中だ。たちもとみちこやみなみかずひろの立体作品が並び、Mirariの《Echo》は声に反応して光の輪が広がる仕掛けになっている。駅という交差点が、しばし絵本のなかの公園に変わる。

JR大阪駅・大阪ステーションシティ5F、時空の広場に展示するMirari《Echo》

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