三木谷 浩史代表取締役会長 オーナー 挨拶


皆さまお忙しい中、吉井新監督の就任記者会見にいらしていただき、どうもありがとうございます。またインターネットで見ていただいておりますファンの皆さま、ありがとうございます。

楽天イーグルスのオーナーの三木谷でございます。

今回は異例の吉井新監督の就任ということで、その経緯をご説明させていただければと思います。

ご存知の通り2004年東北楽天ゴールデンイーグルスは新球団として設立いたしました。

当時はプロ野球危機と呼ばれる中、新球団ということでなかなか厳しい開始でございましたが、東北のファンの皆さんを中心にここまでくることができたのかなと思っております。

その間に東日本大震災があり、2013年の優勝があり、本当に大きなことを成し遂げたのかなと思います。

その間にも野球、スポーツは大きな進化をしてきていると思っておりまして、残念ながら近年はなかなか優勝争いどころか、Aクラスに入れない状況が続いております。

そして今年、楽天イーグルスは、今年の成績をよくするというだけではなく、中長期的な戦略に基づいて、球団の様々な改革を行おうと取り組んでまいりました。



二軍ではその成果が一定程度出ていると思っておりますが、一軍はなかなか結果が出ていないという状況になってしまっており、オーナーとして責任を感じているところでございます。

とはいえ、単純に今年の成績を追い求めるだけではなく、今年1試合1試合戦っていくと同時に、中長期的に球団が様々な改革をしないと継続的に強い球団は作れないと考え、今回吉井 理人さんに監督の就任をお願いすることになりました。


楽天イーグルスは野村 克也さん、星野 仙一さんといった球界を代表する方が監督に就任し彼らが築いてきたものは非常に大きいのかなと思っております。やはり球団を強くしていく、一軍の成績だけではなく総合的に強くしていくためには、経験値が高く、そして新しいことに取り組んでいる人材が必要であるということで、当初から様々なリサーチをしており、吉井さんにも非常に注目をしておりました。

異例のシーズン途中での監督就任ということで、ダメ元といっていいと思いますが、お会いさせていただき、今のようなお話をさせていただいたところ、火中の栗を拾う思いだったと思いますが、就任をしていただけることになりました。


今回は一つの大きな節目だと考えております。たいへん大きな役割、任務、責任を引き受けていただいたことに本当に感謝しております。

また今まで指揮を執っていただいておりました三木さんにも本当に感謝の念をお伝えしたいと思っております。


楽天イーグルスは、残念ながら今シーズンはなかなか苦戦している状況ですが、残りのシーズンを全力で戦うとともに、今後の球団の継続的な力を上げていく、現場だけではなく組織的に上げていくことに、オーナーとしても全力で取り組んでいきたいと思っております。


また楽天グループとしては、2つの大きなプロスポーツオペレーションを持っております。

1つは東北楽天ゴールデンイーグルス、もう1つはヴィッセル神戸というJ1のチームです。

ヴィッセル神戸も2度の降格を経験するなど本当に苦しい時期もありましたが、この4年間で3回の日本一になり、ACLでも準決勝まで進むことができ、強豪チームに進化していったと思っています。

その中では、単純な強化だけではなく、チーム、クラブのいわゆる文化、メンタルの強化などいろいろあったと思っておりますので、その経験を活かして、楽天イーグルスも本当に最強球団へ進化を、なかなかいばらの道かもしれませんが、東北の皆さんと一緒に行っていきたいと思っております。

吉井 理人監督 挨拶


今回楽天イーグルスの監督に就任することになりました吉井です。

よろしくお願いします。


三木谷さんから、このような大きな仕事を任させられたことに、野球人としてすごくうれしかったので感謝の気持ちを伝えたいと思います。


(自身が)東北に何かゆかりがあるか、昨晩考えたのですが、なかなか思いつかなかったです。

(現役)最後の引退試合が今の楽天モバイル
最強パーク宮城だったこと、あとは東北にゆかりのある選手を何人か指導したかな、ということしか思い浮かばなかったのですが、これからは東北の皆さまに応援してもらえるいいチームを作って、頑張っていきたいと思っています。


チームは今、本当に大変な状況になっていますが、楽天イーグルスには若い選手もたくさんいますし、可能性があるチームだと私は信じています。

その可能性をしっかり形に変えていけるように、今までの経験、これから勉強していく知識、それらを全部注ぎ込んで、一生懸命やっていきたいと思っています。


急に(チームが)強くなるとは思っていませんが、一生懸命やっていきますので、長い目で見てくれたらありがたいかなと考えております。



もちろん勝利を目指すのは当然ですが、ファンの皆さまに愛されるチームを作っていきたいと同時に考えております。

選手時代に好き勝手にやっていた私がいうのもなんですが、そのためには選手たちの社会人力も上げていかなければいけないと考えております。


今後とも楽天イーグルスをよろしくお願いします。


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