【06月15日 KOREA WAVE】

ユーチューブチャンネル「キムブロ」より(c)MONEYTODAY

ユーチューブチャンネル「キムブロ」より(c)MONEYTODAY

大韓民国国旗法が主要な祝日や国家記念日に太極旗(国旗)の掲揚を推奨している中、第71回顕忠日(追悼の日)を迎えた6日、ソウル市蘆原区のマンションで住民の多くがベランダに一斉に太極旗を掲げ、1棟全体が国旗で彩られる珍しい光景が広がり話題を呼んでいる。

今回の国旗掲揚運動は、ユーチューバーのキム・ユハン(チャンネル名・キムブロ)氏が企画したもの。キム氏は顕忠日を前に数百枚の太極旗を自ら用意し、マンションの各世帯を訪問して無料で設置を手伝った。この取り組みにより、一部を除く約350世帯が顕忠日当日に太極旗を掲揚した。

この光景を見守った朝鮮戦争参戦勇士のイ・ドゥクス氏は「生涯望んでいた姿を見ることができた」と感激した様子で語り、「国家記念日には太極旗を掲げるべきだ。私たちの国旗は私たちが守らなければならない」と強調した。

また、住民からも「久しぶりに太極旗でいっぱいの光景を見ることができて良かった」との声が上がったほか、小学生の住民が「次の国家記念日には自分で太極旗を掲げる」と語るなど、前向きな反応が相次いだ。

韓国では近年、マンション構造の変化やベランダの国旗掲揚用差し込み口の減少などの影響で、一般家庭で太極旗を掲げる世帯が減少しているとの指摘が出ていた。それだけに、一人のユーチューバーによる自発的な運動が住民の参加を引き出し、国家記念日の意味を改めて見つめ直す契機を作ったとして高く評価されている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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