熊本市と阿蘇を結ぶJR九州で人気の観光列車「特急あそぼーい」が、運行開始から15周年迎えました。子どもから大人まで多くの人を楽しませるその魅力を取材しました。
【写真を見る】特急「あそぼーい!」が運行15周年 熊本地震を乗り越え 大人も子どもも笑顔に
■「特急あそぼーい!」ってどんな列車?
緑の中を駆け抜ける、白と黒が印象的な列車「特急あそぼーい!」は2011年6月にデビューし、15周年を迎えました。
車体のいたるところに描かれているのは、犬のキャラクター「くろちゃん」です。列車に入るとそこには大人が童心にかえり、子どもが目を輝かせる空間が広がっています。
■目の前に広がる雄大な景色
記者「あそぼーい!の魅力のひとつと言えばこちら!全面ガラス張りのパノラマシートです」
大きな窓から阿蘇の風景を一望でき、まるで列車を運転しているかのような迫力の景色です。
では実際の運転席はどこにあるのかというと、列車の両端にあたる1号車と4号車は2階建てで、その2階部分に運転席が設けられていました。
■旅の主役は列車そのもの
他にも、子どもが景色を楽しめるよう設計された特別なシートや、列車に乗っていることを忘れてしまいそうな「木のボールプール」に「図書室」まで。列車が単なる移動手段ではなく、”旅の主役”となる工夫が施されています。
福岡からの利用者「すごく子どもが喜んでいるのを見て、私たちも楽しいです」
■阿蘇に帰ってきたあそぼーい!
しかし、この15年の道のりは決して平坦ではありませんでした。2016年の熊本地震で豊肥線が被災し、活躍の場を失った「あそぼーい!」は、一時期、博多や別府などでの臨時運行を余儀なくされました。
それでも、歩みを止めなかった「あそぼーい!」は、2020年、4年4か月ぶりに「阿蘇」へ戻り、”復興のシンボル”として再び熊本の観光を力強く牽引しています。
■これからも笑顔を乗せて
多くの人に愛される「あそぼーい!」は、15年分の思い出とたくさんの笑顔を乗せて、これからも阿蘇を駆け抜けます。
九州旅客鉄道 満﨑隆丞さん「お客様だけでなく沿線の皆さんに親しまれる列車であり続けたい」
熊本放送
