岩手県などが行った最新の調査で、県内のクマの頭数は前回調査を大きく上回る5200頭と推計されることが明らかになりました。県は、今年度の捕獲数の上限を見直す方針を決め、当初予定していた796頭を「超える」捕獲を目指します。

盛岡市で12日、ツキノワグマ管理検討協議会が開かれ、おととしから去年にかけ行われた調査の結果、岩手県内に生息するクマは5200頭と推計されることが報告されました。

2018年から2020年にかけて行われた前回の調査では3700頭と推計されていて、1500頭増加しています。

こうした現状を受け、協議会は12日の会合で今年度の捕獲頭数の上限である796頭を見直す方針を決めました。

ただ、具体的な数字は設けず「796頭を超える」捕獲を目指すとしました。

県自然保護課 千田志保特命参事
「今の被害の状況等を見ると、それを超えて捕獲を進める必要があると思う」

県によりますと、岩手県内の昨年度の捕獲頭数は捕獲の上限を超える1271頭でした。県は、さらなる捕獲に向けてガバメントハンターや猟友会をはじめとする駆除の担い手の確保や育成に力を入れていくとしています。

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