建築家・石上純也さんらの新ホール計画をテーマにした展覧会が、県の意向を受けて中止になった問題で、後藤田知事の訪問を受けた男性が、6月9日に会見を開き、知事から直接、中止を求める発言があったと明らかにしました。
(日本建築家協会 徳島地域会・内野輝明さん)
「知事がどのような気持ちでそう言ったのかわからないが、私自身は強い言葉かなと」
「『半分脅しなのかな』と、少なくとも感じたのは事実」
この問題は、文化センター跡地での建築家・石上純也さん設計による新ホール整備計画をテーマにした展覧会が、藍場浜公園でホール整備を進める県の意向で中止になったものです。
このイベントを主催する日本建築家協会徳島地域会の会員で、5月9日に後藤田知事の訪問を受けた男性が6月9日に会見を開き、知事と交わした会話の内容を明らかにしました。
(日本建築家協会 徳島地域会・内野輝明さん)
「事実として後藤田知事がわたしに対し、以下の発言をした」
「なんか設計の団体が石上の展覧会するらしいんだけど」
(後藤田 知事)(6月5日)
「僕自身、その時に石上さんのイベントがあることすら知りませんから」
(日本建築家協会 徳島地域会・内野輝明さん)
「余計なことするなと言っといて、やるならこちらにも考えがある」
(後藤田 知事)
「やめさせるように要請にいくなんてしてませんし、(中止要請は)言ってません」
(日本建築家協会 徳島地域会・内野輝明さん)
「取材が相次ぐ中、このままノーコメントを貫いていたら、自分が嘘つきにされてしまうと感じた」
内野氏はこのように述べ、事実の裏付けとして地域会のメンバーと交わしたラインのやりとりを報道陣に示しました。
その上で、知事の発言を「半分脅し」と感じながらも、大ごとになることを避け、これまで取材に応じなかったと胸中を明らかにしました。
また、県に対しては「何かを求めるつもりはない」と述べました。
