高知工科大学は9日、大学の教員が400人以上の個人情報が入ったノートパソコンを紛失していたことを発表しました。

高知工科大学によりますと、5月下旬、県外に出張した教員が、乗っていた列車内に業務用のノートパソコン1台を置き忘れ、紛失したということです。紛失に気づき、パソコンの捜索や鉄道会社への確認などをおこないましたが、現在も見つかっていないということです。

大学がメールサーバーに残っていた送受信の記録を調べたところ、紛失したパソコンには、学生47人を含むあわせて418人分のメールアドレスや氏名などの個人情報のデータが残っていたとしています。

紛失したパソコンは、パスワードを設定しておらず、誰でも起動し操作が可能な状態だったといい、大学は「個人情報が漏えいした可能性がある」としています。

紛失した教員から、個人情報が漏えいした可能性のある人に対し、個別にメールなどで謝罪と注意喚起の連絡をおこなったということです。

大学によりますと、紛失した時間以降、不審なアクセスなどの二次被害や漏えいした可能性があるメールアドレスの情報などの不正利用は確認されていないということです。

高知工科大学の蝶野成臣学長は、「情報セキュリティ対策を軽視し、逸脱した運用がおこなわれていたことは誠に遺憾。規律の更なる徹底と再犯防止に努める」としています。

Share.