畝傍、51年ぶり頂点 延長戦制し奈良育英にリベンジ - サッカーの全国高校総合体育大会奈良県予選

【決勝・畝傍―奈良育英】延長後半、激しく詰め寄る奈良育英の猛攻を阻む畝傍GK山口颯志朗=葛城市の新庄第一健民運動場

 全国高校総体サッカー競技の奈良県予選を兼ねた2026年度県高校総体サッカー競技の決勝戦が6日に葛城市の新庄第一健民運動場で行われ、畝傍が延長戦の末に3―1で奈良育英を破り、1975年以来51年ぶりとなるインターハイへの切符を勝ち取った。

 昨年と同じ顔合わせとなった決勝戦。昨年は奈良育英が2―0で勝利し全国切符を手にしており、畝傍はリベンジを懸けて決勝に臨んだ。畝傍は前半から押し込まれる展開の中、20分にファウルからのペナルティーキック(PK)を奈良育英の桝谷朋矢に決められ先制を許した。後半に入り長短を織り交ぜ丁寧にボールをつないだ畝傍が流れを引き寄せ、61分に交代で入った森奏太が梶田舜陽のクロスボールを押し込み同点とした。そのまま延長戦に突入し、延長前半に今度は畝傍がPKを獲得。主将の岩田直士がこれを決め切って勝ち越し、さらに同後半には表諒真が飛び出してきていた奈良育英GKの背後を突くロングシュートを決め突き放した。

 岩田主将は勝ち越し点となったPKシーンを「押される展開が多い中でチャンスをつくってくれたので、ここで絶対に自分が決めてチームを勝たせるという気持ちで臨んだ」と振り返る。また、負けたらこの試合で多くの3年生が引退という状況の中、「絶対にこのまま引退はさせないぞと言っていた。それを実現できてうれしい」と笑顔を見せた。上間脩人監督(38)は全国に向けて「あの子たちが勝ち取った優勝なので、これまでやってきたことを改めつつどんなことをしていくか、また一緒に相談しながらやっていきたい」と話した。

 全国大会は7月25日〜8月1日に、福島県のJヴィレッジスタジアムなどで開催される。

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