109人の活躍、県が公開
2026年6月3日 午後5時58分

 沖縄県が公式サイトで公開した「戦後80年おきなわ女性のあゆみ」(沖縄県提供)

 戦後の沖縄で活躍した109人の女性の歩みを次世代に伝える「戦後80年おきなわ女性のあゆみ」を県がまとめ、3日までに公式サイトで公開した。編集委員長を務めた沖縄女性史家の宮城晴美さん(76)は「沖縄戦後の混乱期や米軍統治を経て、女性たちが自分を見失わずに社会をけん引してきた姿に私自身も胸を打たれた」と語った。

 戦後80周年平和祈念事業の一環で、本年度中に印刷、製本し沖縄県内の図書館や自治体に配布する予定。

 紹介する109人は、1995年に起きた米兵3人による少女暴行事件を機に、性暴力の被害者支援団体を設立した高里鈴代さん(86)や、沖縄戦で学徒動員され、戦後に「ひめゆり平和祈念資料館」(沖縄県糸満市)の開館準備や運営に奔走した本村つるさん(2023年に97歳で死去)、沖縄生まれの元歌手南沙織さん(71)ら。

 計338ページで立法・行政や経済・産業、学術研究などの分野ごとに、それぞれの経歴やエピソードをまとめた。子どもの貧困や米軍基地に関連する性暴力など、さまざまな社会問題への対処に尽力する姿が読み取れる。

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