ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.22 07:49

イスラエル当局がガザ地区の海上封鎖を突破しようとして逮捕された支援船団の活動家およそ430人全員を追放した。このうち韓国人2人は拘留施設に移送されず直ちに追放されたことが分かった。イスラエル外務省は21日(現地時間)、X(旧ツイッター)を通じて「宣伝用の支援船団に乗っていた外国人活動家全員が追放された」とし「イスラエルはガザ地区を狙った合法的な海上封鎖に違反するいかなる行為も容認しない」と明らかにした。

これに先立ちイスラエル当局は公海上で支援船団を拿捕し、活動家約430人を拘束していた。このうちイスラエル国籍の女性1人を除くほとんどの外国人活動家は同日、ラモン空港からターキッシュエアラインズのチャーター機3便に搭乗し、イスラエルを出国した。支援船団側の関係者は最初のチャーター機が同日午後3時ごろに出発したと伝えた。

韓国人活動家2人は、別の拘留施設に移送されることなく直ちに追放処分を受けたという。唯一のイスラエル国籍の活動家は同日の裁判所の審理を経て釈放命令を受けた。エジプトやヨルダンなど隣国出身の一部の活動家は陸路で帰国する予定と伝えられた。イスラエル国内のアラブ系少数派の権利団体「アダーラ」も、外国人活動家に対する追放手続きが終わったと伝えた。

イスラエルのネタニヤフ首相は前日、活動家を迅速に追放するよう指示していた。これは、極右のイタマル・ベングビール国家安全保障相が収容所に収監された活動家らを嘲笑して虐待する場面が映った動画を公開し、国際社会の批判を浴びた直後に取られた措置だ。この動画には手錠をかけられた活動家らが床にひざをついて頭を下げている姿が映っていた。

ネタニヤフ首相は「ハマスのテロリスト支持者らの船団を阻止する権利がある」としながらも「活動家に対するベングビール国家安全保障相の扱いはイスラエルの価値観や規範に合わない」と批判した。

50隻規模の支援船団はガザ地区に向かうため先週キプロス沖のトルコ領海から出発した。主催者側はガザ地区のパレスチナ住民の劣悪な状況を国際社会に知らせるために次々と突破を試みたと説明した。一方、イスラエル政府はこの船団が支援物資を届ける目的ではなく、ハマスのための宣伝用のショーにすぎないと主張している。

支援船団側のホームページによると、イスラエル軍はガザ地区の海岸から約268キロ離れた海上から船舶の遮断に入った。イスラエルは先月30日にもクレタ島沖でこの船団に所属する船舶20隻の移動を阻止した。

Share.