Cygamesは4月24日、『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』の最新情報を発表した。新カードパック「神殺し・アナテマ / Anathema’s Gambit」は、4月28日に配信予定となっている。今回弊誌では、そんな新カードパックの収録カードのうち、ウィッチクラスの新カード「グラトンスペル」の情報を先行独占でいただいたので、内容を紹介しよう。
「神殺し・アナテマ / Anathema’s Gambit」の新カード「グラトンスペル」は、ウィッチクラス/ゴールドレアのスペルだ。能力としては、まず相手の場のフォロワー1枚を選んで破壊する。元のコストは4。手札にある間に【土の秘術】が発動すると、コストが1下がる効果をもち、さらに本カードの使用時には【土の印】を+2する。【土の秘術】に関連したコスト低減効果をもつ、ウィッチクラスの新しい除去スペルとなるわけだ。なおCVは、「暴食のアナテマ・ララアンセム」の声も務める岡咲美保さんが担当。本カードも「暴食のアナテマ・ララアンセム」同様、タイプ「アナテマ」のカードとなっている。正確なカードテキストについては下記を確認してほしい。
手札で働く。自分が【土の秘術】したとき、これのコストを-1する。
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相手の場のフォロワー1枚を選ぶ。それを破壊。自分の場の土の印を+2する。

「グラトンスペル」は、いわゆる「秘術ウィッチ」向けの確定除去スペルと言えるだろう。基本的な効果としてはコスト4を支払い、相手の場のフォロワーから1枚を選択し、選んだフォロワーを破壊する。本作の4コスト帯には、ロイヤルクラスの「剣士の斬撃」、ネメシスクラスの「ストリングアサルト」、ウィッチクラスの「アイスピアース」など、相手のフォロワーを選択して破壊する確定除去スペルがいくつも登場している。そうしたカード群同様、【土の印】を増やす効果をもった4コストの確定除去スペルとしても使用できる。
ただし本カードは、【土の秘術】を発動するとコストが下がっていく。コストが下がり切るまでには少しターンがかかるかもしれないが、「秘術ウィッチ」であれば無理なく【土の秘術】を発動してコストが下げられる。たとえば「アダマントアルケミスト・ノーマン」を置いて進化すれば、【土の秘術】が2回発動するのでコストが2低下。「暴食のアナテマ・ララアンセム」を置いたあとは、ララアンセムが破壊されて復活する度に【土の秘術】が発動し、勝手にコストが下がる。最終的に、0コストの確定除去スペルとなれば強力である。本作の【土の秘術】関連のカードとしては珍しくコスト低減能力を持った、新たなウィッチの確定除去スペルとなるわけだ。
アイスピアースの画像
比較対象としては、同じくウィッチクラスの4コストのスペル「アイスピアース」が挙げられるだろう。両カードは、相手の場のフォロワーを選択して破壊する効果をもっており、いわゆる確定除去である点は同じだ。アイスピアースが【土の秘術_1】で相手のリーダーに2点のダメージを飛ばすのに対して、「グラトンスペル」は【土の印】を2増やし、コスト低減効果ももつ。少しでもダメージが欲しいデッキにおいては、「アイスピアース」の方が有用かもしれない。一方「グラトンスペル」は、「秘術ウィッチ」においてはコストが自然と下がっていく上に、デッキ運用上重要な【土の印】の供給能力まで持っている。「グラトンスペル」のほうが、より汎用性が高く強力なカードと言えそうだ。
最近の「秘術ウィッチ」では、そもそも採用されているスペルが「アルケミック・フレア」や「理光の証明」だけのリストが多い。しかし、最低0コストで打てる「グラトンスペル」はさすがに強力なので、採用も考えられるのではないだろうか。4コストでも【土の印】を補充しつつ打てる上に、0コストになれば本来置きづらいシーンで「アダマントアルケミスト・ノーマン」を置ける場合や、大きいフォロワーを除去して「天司長の後継・サンダルフォン」で決めきれるシーンもあるだろう。性質は異なるが、スペルウィッチなどの「ストームブラスト」のように、低コストの便利な除去として扱えるかもしれない。

また新カードパックの配信時には、新たなバトルのフォーマットとしてローテーションが登場し、『Shadowverse: Worlds Beyond』では初のスタン落ちがおこなわれる。ウィッチクラスのカードとしては、第1弾カードパック「伝説の幕開け / Legends Rise」にて登場した「五行の果て・クオン」「マナリアフレンズ・アン&グレア」「オーバーディメンション」「宿題やるですぅ!」などがローテーションでは使用できなくなる。【土の秘術】関連では、「理光の天宮・エーデルワイス」「魔法の薬剤師・ペネロピー」「理光の証明」などが対象。ウィッチをこれまで支え続けてきた、1コストのカードでありながら大型フォロワーも除去可能な「ストームブラスト」もローテーションからは消える。環境が激変する中、「グラトンスペル」は低コストでも使用可能な除去スペルであるため、ほかに有力な低コスト除去が追加されないのであれば、ほかのウィッチでの採用も考えられるかもしれない。
もう一つ、本カードではカードタイプが「アナテマ」である点にも注目したい。カードタイプ「アナテマ」のカードとしては、これまでロイヤルの「静寂のアナテマ・ギルダリア」、ドラゴンの「灼熱のアナテマ・バーンドナイト」、ビショップの「裁決のアナテマ・ロデオ」、ウィッチの「暴食のアナテマ・ララアンセム」の計4枚のレジェンドレアのフォロワーだけが登場。カードタイプとなっているものの、そもそもアナテマについてもあまり情報は明かされておらず、謎のままだった。なおそのうち、バーンドナイトおよびロデオは「伝説の幕開け / Legends Rise」で実装となったため、まもなくローテーション落ちとなる。
今回の新カードパック「神殺し・アナテマ / Anathema’s Gambit」では、ついに謎だったアナテマに焦点が当たるのだろう。「グラトンスペル」以外にも、アナテマのカードが登場予定となっている。また「グラトンスペル」については、カードイラスト内に、「暴食のアナテマ・ララアンセム」らしき人物が登場。ボイスも「暴食のアナテマ・ララアンセム」と同じ岡咲美保さんが担当しており、ララアンセムの関連カードとなるようだ。

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/iOS/Android向けに配信中。また新カードパック「神殺し・アナテマ / Anathema’s Gambit」は、4月28日に配信予定だ。
