
サッカーのW杯北中米3カ国大会の開催を控え、トランプ米政権の高官がFIFAに対し、イランの代わりにイタリアを出場させるよう要請したという。英紙フィナンシャル・タイムズが22日に伝えた。米首都ワシントンで2025年12月撮影(2026年 ロイター)
[22日 ロイター] – サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の開催を控え、トランプ米政権の高官が国際サッカー連盟(FIFA)に対し、イランの代わりにイタリアを出場させるよう要請したという。英紙フィナンシャル・タイムズが22日に伝えた。
W杯4回優勝のイタリアは欧州予選プレーオフで敗れ、3大会連続で本大会出場を逃した。一方、イランはすでにW杯出場権を獲得していたが、中東情勢の緊張を背景に出場が不透明となっている。
政権高官のパオロ・ザンポッリ氏はフィナンシャル・タイムズに「トランプ大統領と(FIFA会長のジャンニ・)インファンティノ氏にW杯でイランの代わりにイタリアを参加させるよう勧めたのは確かだ」とコメント。
同氏は「私はイタリア出身で米国開催の大会でイタリア代表を見られれば夢のようだ。4回という優勝実績からも出場にふさわしい」と語った。
イランはW杯でG組に入り、ベルギー、エジプト、ニュージーランドと対戦する予定で、3試合全てが米国開催。同国サッカー連盟(FFIRI)は米国とイスラエルの軍事攻撃を理由に、自国の開催地をメキシコへ変更するよう求めており、今月上旬にはこの件についてFIFAの回答待ちだとしていた。
フィナンシャル・タイムズによると、イランは22日、W杯出場の準備は整っており、参加予定との声明を発表したという。ロイターは現時点でこの情報を確認できておらず、ホワイトハウス、FIFA、イタリア・サッカー連盟、FFIRIからコメントを得られていない。
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