
トランプ米大統領。2025年4月2日、ホワイトハウスで撮影。REUTERS/Carlos Barria/File Photo
[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ米大統領は21日、最高裁の違憲判決を受けた輸入関税の払い戻しを求めない企業を「記憶にとどめる」とし、還付の申請を控えることで企業に何らかの恩恵がある可能性を示唆した。
トランプ大統領はCNBCとのインタビューで、企業が関税の払い戻しを求めなければ「素晴らしい」とした上で、「そうなれば、私は彼らを忘れないだろう。私はこの国を強くしたいと考えているからだ」と語った。
トランプ大統領は、具体的な企業名や輸入品の原産国には言及しなかったものの、払い戻しを求めている企業を「敵」とも呼び、「米国を憎んでいる人たちに、何十億ドルもの小切手を渡している。とても悲しいことだ」と述べた。
米連邦最高裁は2月、トランプ大統領が非常事態権限に基づいて発動した広範な関税措置を違法とする判断を下した。これを受け、輸入関税1660億ドルの払い戻しの申請手続きが20日開始された。
トランプ氏はまた、代替関税が生み出す利益が、違憲とされた関税よりも「最終的に(金銭面で)より大きな数字になる可能性がある」としつつも、より複雑なシステムになるという見方を示した。
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