なぜ5つの中学校が統合されるのか?3年前の取材では…
(恵那市民 2023年)
「子育てしやすいと思って移住してきたけど、まさかこんなことに…」
「(地元の)活気がなくなることは残念」
【写真を見る】岐阜・恵那市で5つの中学校が1つに 少子化の波で統廃合進む 新設の中学校までスクールバスで50分 通学路の懸念点や統合によるメリットとは?
押し寄せる少子化による統合にほかなりませんが、恵那南中学校からの道のりが28キロほど。新たな学区内で、最も通学に時間がかかるのは串原地区です。
■2023年の住民説明会では…
当時、住民と市の教育委員会の話し合いでは。
(住民)
「1校で進めた方が良いと思う方と、しっかり議論してから決めた方が良いと思う方と、意見が割れる中、このまま1校で進める事がこの地域にとって素晴らしいことだと思いますか?」
(恵那市)
「『はい・いいえ』で答えるのは難しいですけど、この状況で進めていきたい。この状況でも、私たちは前に進めていきたい」
(住民)
「本当に悲しいなというのが正直なところ」
(恵那市)
「質問の会ですので、そのような言い方は困りますね」
(住民)
「資料を見ていると、統合による効果がめちゃくちゃ書いてある。(反対の)思いの人たちがいる部分は、なにも触れられていない」
双方理解は進まず、平行線でした。
■恵那市は計画通り“中学校統合”に向け準備
(恵那市民 2023年)
「子どもへの負担や子どもの命に関わってくることばかり。本当にいい統合の仕方を考えていただきたい」
教育委員会はこの時…
(恵那市の回答 抜粋)
「統合で通学時間が長くなる、きめ細かい指導が難しくなるなどデメリットがあるが、同級生が増えることで社会性が育まれるメリットがあり、統合に向けた準備を進めたい」
このように、計画通り中学校の統合を進める方針を示しました。
■スクールバスで約50分 一番遠い生徒は「通学時間長い…」
串原中学校での生活が残りわずかとなったのは、在校生もそうです。
(在校生)
「この広い教室とお別れするのは悲しいけど、新しい学校で友達たくさん作って楽しんでいきたい」
きょう、串原地区から新たな学び舎、恵那南中学までの道のりを車で向かいました。4月からは、串原地区の生徒15人全員がスクールバスを利用することになります。
(CBC瀧川幸樹アナウンサー)
「恵那南中学までの道のりには、街灯もほぼなく歩道はかなり狭いです。車幅も狭く坂道になっているので、雪などが降るとスリップする恐れもありそうです」
