岩手県内はこのところ雨が極端に少なく、特に海沿いの地域では空気が非常に乾いて、火災が起きやすくなっています。これを受け、県は19日、すべての市町村に対し、住民に注意を促すよう説明会を開きました。
説明会・気象台の担当者
「雨の量としては去年よりもだいぶ少なく、(平年より)少なかった去年よりもさらに少ない…」
去年、大船渡市で発生した大規模な山林火災を教訓に、県などが初めて開いた説明会。内陸の一部と沿岸で雨が極端に少なく、火災が起きやすい状態であることを、すべての市町村の担当者と消防本部に説明しました。
盛岡地方気象台によりますと、ことしに入ってから2月16日までのおよそ1か月半で観測した総雨量は、宮古で平年のわずか6パーセントにあたる6ミリにとどまるなど、各地、異常なほど雨が少ない状態です。
19日は二十四節気のひとつ「雨水」、降る雪が雨に変わって雪が解け始める時期とされますが、久慈や釜石など沿岸10の市町村に「林野火災警報」が出されました。
岩手県消防安全課 細川徹課長
「少しぐらい雨が降っても、なかなか乾燥状態が解消されない。大船渡市の林野火災からまもなく1年になります。ちょっとした火の不始末、不注意がああいった事態を招くこともあるので、そこを注意していただいて、火の取り扱いを十分気を付けていただきたい」
ウェザーニューズによりますと、25日は県内全般に雨が降るものの、量は多くない見込みです。
