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AFP
掲載日
2025年12月30日
クリスマスの連休中、強盗団が大型ドリルでドイツの銀行の金庫室に侵入し、3,000万ユーロ(約3,500万ドル)相当の現金や金、宝飾品を盗んだと、警察と銀行が火曜日に発表した。
押収された金にはコイン、延べ棒、宝飾品が含まれていた(写真はイメージです) – REUTERS/ Ajay Verma/File Photo/File Photo
ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市ゲルゼンキルヒェンで起きたこの大胆な強盗事件では、犯人らが3,000以上の貸金庫をこじ開け、盗品を持ち去った。犯人が依然逃走中のなか、数百人の不安を抱えた銀行顧客が火曜日、支店の外に押し寄せ、情報提供を求めた。
警察によると、強盗団は駐車場からシュパルカッセ貯蓄銀行の地下金庫室へとドリルで穴を開け、侵入した。同銀行は、同支店が「クリスマスの祝日期間中に侵入被害に遭い」「3,250個の顧客用貸金庫のうち95%以上が何者かによってこじ開けられた」と説明した。
ドイツの企業は先週の木・金曜はクリスマスで休業しており、捜査当局は、犯行グループが連休と週末の間、建物内にとどまり、貸金庫を次々とこじ開けていた可能性があるとみている。犯行が発覚したのは、月曜日未明に火災報知器が作動し、救急隊が穴を発見したことがきっかけだった。
警察によれば、土曜から日曜にかけての夜間、駐車場の階段で大きなバッグを運ぶ数人の男を見たという目撃情報があった。防犯カメラの映像には、月曜の早朝、黒いアウディRS 6が駐車場から出ていく様子が映っており、車内には覆面姿の人物が乗っていた。
この車のナンバープレートは、以前にハノーファー市で盗まれたものだったと警察は明らかにした。警察の報道担当者はAFPに対し、この侵入は強盗映画『オーシャンズ11』をほうふつとさせるもので、「実にプロフェッショナルに実行された」と述べた。
「これを計画し実行するには、相当な事前知識、あるいは並外れた犯行への執念が必要だったに違いない」とも語った。
警察によると、数千に及ぶ貸金庫の平均的な保険付保額は1万ユーロ超で、被害総額は約3,000万ユーロと見積もられている。複数の被害者は、損失が貸金庫の保険金額を大きく上回ると警察に訴えている。
同報道担当者によれば、従業員への脅迫があったため安全上の理由で営業を見合わせた支店の外には、「不満を募らせた顧客」らが集まっていたという。「我々は引き続き現場にいて、事態を見守っている」と述べ、さらに「状況はかなり沈静化している」と付け加えた。
銀行側は、顧客向けのホットラインを設置し、影響を受けたすべての顧客にできるだけ早く書面で通知するとともに、保険会社と協力して請求処理の進め方を検討していると説明した。
「私たちは大きな衝撃を受けています。お客様に寄り添い、犯人が逮捕されることを願っています」と、同行の広報担当フランク・クラルマン氏は述べた。
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