スーパーマーケットで販売されたコメの平均価格は過去最高値を更新するなど高止まりが続いています。
今年の新米が出回っても依然高いままで、先の見えない状況に県内の飲食店は頭を抱えています。吉田記者がお伝えします。

ほっかほかの、炊き立てごはん。豊かな香りに包まれつやと甘みが際立つ新米の県産コシヒカリです。
富山市五福の飲食店「セカンドキッチン」では、今年収穫されたコシヒカリを使い、料理を提供しています。
今年の新米は夏の猛暑や雨の少なさの影響が心配されていましたが、味や食感は上々だといいます。
◆セカンドキッチン 藤坂春子さん
「(新米は)10月はじめくらいからですね、もちもちしていておいしい」
◆客の大学生
「コメ好きで、出身は福井なんですけど、食べ比べて、おいしいなって。新米って聞くだけで美味しく感じる」
しかし、新米が出回っても「コメの価格」は依然、高止まりの状態が続いています。
全国のスーパーマーケットで販売されたコメの平均価格は、14週連続で5キロあたり4000円台と高止まりが続いています。
先月最終週には4335円と過去最高値を更新しました。飲食店にとっても影響は小さくありません。

◆セカンドキッチン 藤坂春子さん
「(去年から仕入れ値が)30キロあたり5000円くらい増えたかな…。(30キロを)年間に130袋。かなり大きいです」
不動産会社・「光陽興産」が手がけるこの店は、アパートなどの入居者に格安で料理を提供しています。
利用客の多くは、食べ盛りの大学生。
これまで、朝の定食は100円、昼と夜の定食は500円という安さで販売を続けてきましたが、今年初めて、それぞれ100円の値上げに踏み切りました。
◆セカンドキッチン 藤坂春子さん
「安いと思っていた鶏肉も上がりましたし、野菜も上がったし、もう全部が上がったなという感じ。ずっと赤字なので、さすがに厳しいねというので上げさせてもらいました。できれば上げたくなかったけど、もう回らなくなるのも嫌だし、仕方なく…」
毎月300キロ近くこの店にコメを卸している、富山市池多の農家・田口智貴さん(31)。
