岡山県
岡山県の真庭市は、市職員に対する不当な要求などへの対策として「市職員カスタマーハラスメント(カスハラ)対策基本方針」を策定した。カスハラと認められる行為があった場合は、速やかに対応を終えて退去を求めるなどして、不当な要求や脅迫的な言動から職員を守る。
同市はカスハラについて「要求を実現するための手段などが社会通念上、不相当で、職員の就業環境や業務遂行を阻害するもの」などと定義。長時間(目安として1時間超)の拘束や電話、度重なるクレーム、暴言や暴行、脅迫、セクハラのほか、スマホなどでの無断撮影、職員の氏名、写真のSNSへの投稿などが該当するとした。
対応としては、長時間の拘束を繰り返す行為には面談を30分以内とし、超過すれば対応を終了。威圧的な言動、過度な要求には複数の職員で面談し、開始から終了まで録音する。SNSへの投稿など嫌がらせと認められる行為に対しては庁舎内での撮影や録音を禁じ、職員への中傷や嫌がらせの投稿が判明した場合は警察に通報する。
市が今年8月、全職員約600人を対象に行ったアンケートでは、55%が「カスハラを受けたことがある」と回答。「目撃したことがある」を含めると72%に上ったという。市は「市民の意見や要望には
真摯(しんし)
に対応するが、カスハラには組織的に
毅然(きぜん)
とした態度で対応し、安全で働きやすい職場環境をつくっていきたい」としている。
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