岡山、香川両県の島々や沿岸部の17会場で9日まで開かれた「瀬戸内国際芸術祭2025」の実行委員会は12日、計107日間の会期中に延べ108万4128人が来場したと発表した。新型コロナウイルス禍の中で行われた前回(22年)の72万3316人を50%上回り、最多だった19年の117万8484人に次ぐ人出となった。
会場別では、香川県・直島が33万8459人(前回比103%増)で最も多く、豊島14万5364人(同49%増)▽小豆島14万121人(同14%増)―と続いた。今回初参加の志度・津田エリアは3万2090人、引田エリアは3万4690人、宇多津エリアは4万2783人だった。
岡山県側の2会場は、岡山市・犬島3万8407人(同11%増)、玉野市・宇野港エリア2万1944人(同38%減)だった。宇野港エリアの減少は、基準施設の変更が要因とみられる。
実行委事務局は「新エリアの追加もあり、まずまずの来場者数となった。秋会期は直島、豊島航路で積み残しが発生した。船員不足が深刻な中、船便の確保が次回の課題になる」としている。
今回の芸術祭は、4月18日から春、夏、秋の3期に分けて開催。出展作品の一部は継続展示される。
