大規模な地震発生時に、警察の通信機能などを他の建物に移して被害状況を確認する訓練が11月10日、阿波吉野川警察署で行われました。

(訓練・警報音)
「すぐに避難してください」

これは、大規模地震が発生した際の対処能力の向上を目的に行われました。

訓練は、阿波市で震度6強の地震が発生し、県の防災拠点で唯一耐震基準を満たしていない、阿波吉野川警察署が倒壊する恐れがあるとの想定で行われました。

参加した署員は警察署が使えないことから、隣接する警察官舎に情報を集約する臨時の災害対策本部を設置しました。

このあと、署から持ち出した無線機などで、阿波市と吉野川市内の交番から被災情報を収集し、県警本部へ情報共有するまでの流れを確認しました。

(阿波吉野川警察署 警備課長・井上拓 警部)
「非常にスピーディーに進めることができました。一方でですね、通信手段の確保という点で課題は残ったと思います」
「今回のような訓練を引き続き実施してですね、危機管理体制を常に意識するということをしたいと思います」

築59年と老朽化する現在の庁舎は、2030年度に吉野川市鴨島町で完成予定の新庁舎に移転されることが決まっています。

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