【写真で見る】「2往復すると怒られる」バイキング形式の“海軍メシ”(乗組員が冗談交じりに説明)

今回、記者は28日のメディア向けツアーと31日の一般公開に立ち会い、艦内を取材した。そして31日に地上波で2分程度のVTRを放送したが、そこでは伝えきれなかった艦内の様子もあり、本記事で伝えていく。

■メディアツアー「横須賀から東京まで移動する“洋上の基地”に乗艦」

一般公開に先駆けて行われた28日のメディア公開。乗艦が許可されたのは1社につき1名のみだった。また、艦内に持ち込める機材はカメラやスマートフォン、記録メディアに至るまで全て事前登録が必要であり、艦内に入る前には手荷物検査があった。

米軍横須賀基地から東京国際クルーズターミナルに移動する同艦に乗艦。厳重な手荷物検査を通過したのち、最初に案内されたのは士官室(ワードルーム)だった。室内の壁にはチャールズ国王の肖像が飾られていた。また、ネイビーブルーのソファの上にはプリンス・オブ・ウェールズの羽根がデザインされたクッションが整然と並べられていた。

士官室で「ハイマスト作戦」や今回の寄港の意義について説明があったのち、報道陣は別の部屋に案内された。「艦内は機械音で声が聞こえないのでは」と心配していたが、実際は想定以上に静かで、時折流れるアナウンスの音には臨場感もあった。通路にはゴムの匂いと地下鉄にも似た油と湿気の匂いが充満し、時折、すれ違う隊員から香水の匂いが漂ってきた。通路にはそれぞれ目印となる名前が付けられていたが、それでも急勾配な階段を息を切らしながら登るうちに、数名がはぐれる場面もあった。

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