公開日時 2025年08月22日 16:56更新日時 2025年08月22日 19:57

南海トラフの事前避難数を訂正 大分県の推計に誤り、内閣府

 南海トラフ巨大地震での主な都県別の事前避難対象者数

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共同通信

 内閣府は22日、南海トラフ地震臨時情報のうち最も警戒レベルが高い「巨大地震警戒」が出た際に想定される事前避難者数の推計を訂正した。当初は130自治体の計52万人超と説明していたが、129自治体の計約51万6千人とした。大分県内の推計に誤りがあったとしている。

 巨大地震では発生後数分で津波が到達する地域もあり、避難が間に合わない恐れがあれば自治体の判断で「事前避難対象地域」に指定している。全ての住民を事前避難の対象にする場合と、高齢者や障害者ら「要配慮者」だけを対象にする場合の2種類がある。

 事前避難対象地域を指定している16都県のうち大分県は、全住民対象地域での事前避難者数を「約300人」としていたが、実際は指定地域がなくゼロだった。要配慮者を対象とする地域では「約4100人」としていたが、実際は約300人だった。

 これに伴い全体の事前避難者数を訂正。全住民対象地域は約300人減の約24万5300人、要配慮者対象地域は約3900人減の27万900人とした。

 大分県の担当者は「対象地域に指定していないのに『指定している』と誤って国に報告した自治体があった」と説明している。他15都県の避難者数に変更はない。

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