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2025年8月13日 18:40

「危機的状態は乗り越えた」 まとまった雨で山形県内のダムの貯水率上がる イネの生育は懸念

山形県内では8月5日からまとまった雨が降った影響でダムの貯水率が上がり、一時、40パーセントほどまで下がっていた鶴岡市の温海川ダムは100パーセント近くにまで回復しました。県は7月から続いた渇水について「危機的状態は乗り越えた」としています。

県や国が管理するダムの貯水率は13日午前10時現在、飯豊町の白川ダムが100パーセント、寒河江市の寒河江ダムで99.2パーセント、鶴岡市の温海川ダムで99.1パーセント、長井市の長井ダムが97.3パーセントなどとなっています。
このうち、温海川ダムは7月下旬から雨が少ない状態が続いた影響で一時、41パーセント台にまで下がりましたが、8月5日からのまとまった雨で100パーセント近くにまで回復しています。一方、酒田市の田沢川ダムは53.8パーセントと平年の92.2パーセントと比べ半分ほどに落ち込んでいますが、生活への影響はないということです。
県河川課は「ダムの貯水率は全体的には回復していて、危機的状態は乗り越えた」としています。
一方、県内の農業用ダムとため池の貯水量は8月7日現在、平年と比べて新庄市の小以良川で27パーセント、金山町の桝沢ダムで43パーセント、米沢市の杉沢で52パーセント、などとなっています。県農村整備課によりますと、7日以降にさらに降った雨で貯水量は回復しているとみられるということです。一方で、引き続き、節水への協力を呼びかけています。また、鮭川村や金山町など最上地方の5市町村を流れる鮭川の水の量について7月14日時点で渇水の基準値の5分の1以下にまで減少していましたが、8月7日時点で基準値を超える水量まで増えて「渇水」の状況ではなくなりました。
一方で県は、イネなどの農作物が水を必要とする時期に水不足となったことで、今後、生育に悪影響が出ることが懸念されるとしています。

最終更新日:2025年8月13日 19:56

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