フェスタの一企画、開かれた空間で上演する「野外ステージ」は長野県飯田文化会館ホール前で開かれ、2劇団が公演した。7日は、劇団ドクトペッパズ(埼玉県)が「月夜に眠る象」を上演。体長3メートルの巨大パペットの象が、観客のそばをゆったり歩いた。
象の骨組みは竹とパイプ製で、麻布を使って制作している。これまで大道芸フェスティバルを中心に各地でパフォーマンスしており、同フェスタへの出演は初めて。同日には2回上演し、多くの観客でにぎわった。
作品テーマは「象牙目的で乱獲された象に、もしも象牙を返せたら」。人と象の共存を願い、難民の少女と象のやりとりを描いている。象は団員3人の操作で、会場を歩いた。手製の楽器で鳴き声を表現したり、シャボン玉の演出があったりすると、観客は歓声を上げていた。
座光寺小5年の児童は「3人であんなに大きな象を操っていてすごいと思った」、弟で同小2年の児童は「楽しかった。象の鳴き声が大きかった」と話していた。
同劇団の代表・せせらぎざんは「温かい雰囲気の中で、楽しく演じられた。飯田の皆さんの人形劇を好きに思ってくれている気持ちを感じた」と話していた。
