
セミナーがあった会場=いずれも富山市のホテルグランテラス富山で
廃棄物を減らし資源を循環させるサーキュラーエコノミー(循環経済、CE)を推進するプラットフォームを県が設置したことに合わせ、県内の中小企業を支援する県新世紀産業機構は8日、富山市のホテルグランテラス富山で、キックオフセミナーを開いた。県内企業の担当者ら約130人が参加し、CEへの理解を深めた。
CEは、経済社会全体で資源を有効活用し消費量を抑えることで、廃棄物の量をできるだけ減らすことを目指す取り組み。製造業に強みを持つ県は6月にプラットフォームを設置。企業や自治体の相談を受け付ける窓口サービスや、CEの最新事例を紹介するセミナーなどを開く。
セミナーでは、CEに詳しい日本LCA推進機構(東京都)の稲葉敦理事長が講演した。CEは日本を含めた世界各国で取り組みが進んでいると説明。県が実施している異業種が連携した廃材の活用などを例にあげ、「サーキュラーエコノミーをビジネスにして脱炭素する活動が盛んになっていく」と話した。 (長谷川竜也)
