シリーズでお伝えいている「阿波踊り」の連紹介。
今回は、扇を使った個性的な踊りで観客を魅了する「阿波扇」です。
2025年大きな転換点を迎えました。

(阿波扇・大松広生さん)
「やっぱり他の連と違う、扇を持った特徴があって、それに心を惹かれた」
■正調の踊りに「扇」
「私の心も浮いてきた、浮いて踊るは阿波扇」
女踊りは、蝶のように優雅に。
男踊りは、激しく勇壮に。
正調の踊りに「扇」を取り入れた、独創的なスタイルが特徴の「阿波扇」です。
■大きな転換点
(阿波扇・元山千鶴 連長)
「ゆっくり過ぎてもあかんし、はや過ぎてもあかんし」
「そろわんね」
例年以上に続く、試行錯誤の毎日。

「阿波扇」は2025年、大きな転換点を迎えています。
■初めての「連長」交代
(阿波扇・元山千鶴 連長)
「初代連長からは、いずれお前に任せるからと、お言葉はいただいてたんですけど」
「ちょっと急だったので、重い責任を負った感じ」

1991年の結成以来、連を率いてきた初代連長の勇正昭さんが、2025年の春、突然の勇退。
長年・副連長として支えてきた、元山千鶴さんが連長に就任しました。
■「原点回帰」で踊りに磨き
(阿波扇・元山千鶴 連長)
「やりますよー」
「進むスピード(に気を付けて)」
初めての連長交代という、激動の夏。
連が掲げるテーマは「原点回帰」です。
基本に立ち返り、「阿波扇」最大の魅力、調和の取れた一糸乱れぬ扇踊りに磨きをかけています。
■オリジナルの「阿波扇ゾメキ」
「阿波扇ゾメキ」
軽やかに、跳ねるような笛の音。
結成当初に作られたオリジナルのぞめき、その名も「阿波扇ゾメキ」です。
これまでは、協会統一の「ぞめき」で踊ってきましたが、原点回帰の夏、その封印を解くことを決めました。
■「踊りながら生まれてきた?」期待の新人
連員160人の大所帯。
この夏、初舞台を迎えるのが、新人の大松広生さん高校1年生です。
「阿波扇」の門を叩いて、まだ3か月。
手首を返す独特の扇の動きには、多少のぎこちなさも残りますが、堂々たる踊りっぷりです。
そのセンスは男踊りのリーダー、安部勇人さんも認めるところ。
