2024年9月高知東部自動車道で起きた事故で、当時1歳の男の子が死亡しました。
今年8月2日、男の子の遺族は加害者への厳罰や法改正を求める署名活動を高知市で行いました。

8月2日に高知市中心街で署名活動を行った神農諭哉さん。
大阪市淀川区で暮らす神農さんは、去年9月、高知県内で起きた交通事故で当時1歳の息子の命が奪われました。
センターラインをはみ出し対向車に衝突する車。去年9月、香南市の東部自動車道で起きた車の正面衝突事故の様子です。この事故により、大阪から家族で旅行に来ていた神農さんの長男煌瑛ちゃん(当時1歳)が体を強く打ち、死亡しました。

今年8月1日、事故を起こした高知市瀬戸東町の無職・竹﨑壽洋被告(61)が過失運転致死傷の罪で在宅起訴されました。起訴状などによりますと、事故当時、竹﨑被告はシートベルトを外して靴を履き替えようと助手席の足元に置いてあったサンダルに手を伸ばした際に、右へ急ハンドルをきって事故を起こしていて、運転上の注意義務を怠った罪に問われています。

1日、神農さんは高知市内で会見を開き、事故について苦しい胸の内を語りました。

■神農さん
「今回理由を聞いたとき本当にゾッとした。これを許していいものかそれに尽きる。これからスマホも普及していく中でこういうながら運転が増えるんじゃないかと怖くてしかたない。少しでもこんな事故を減らすためにも、僕自身何か動かないといけないと思い今日は高知に妻ときた」

会見で神農さんは「ながら運転」で過失運転致死傷の罪に問われている竹﨑被告を、より刑罰の重い危険運転致死傷の罪への厳罰化や法改正を求めることを訴えました。
会見の翌日の2日に行った署名活動。2日は亡くなった煌瑛ちゃんの2歳の誕生日にあたります。

■署名した人
「何と言ったらいいか。言葉が出ない。自分も同じ子供を持っている身なので泣きそうになる」
「もう少し重くならないとご両親も大変だろうし、いつまでも思い出すんじゃないかなと」

署名活動は3日にも行われ、2日間で2120人の賛同者が集まりました。

■神農さん
「暖かい言葉をかけてくれる人が多くて、SNS見たよとか、このニュース見たよとか、頑張ってねと声をかけてくださる方が多いが、まだ知らない方もいらっしゃるので、知ってもらいお力添えいただけると嬉しい」

神農さんは、今もオンラインでの署名活動を続けています。

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