福岡県内は8月1日も広い範囲で35℃以上の猛暑日となるなど、晴れた暑い日が続いています。こうした中、心配されるのが「水不足」です。ダムの貯水率が低下し、朝倉市では渇水対策本部が設置されています。

8月1日、福岡県朝倉市の上空から撮影した筑後川です。

■安部光慶カメラマン
「水が減っているからでしょうか。砂地が目立ちます。」

水資源機構によりますと、筑後川の流域では、7月の平均雨量は平年の1割ほどにとどまっています。

■八木菜月アナウンサー
「朝倉市の寺内ダムに来ています。こちらの水位を見てみますと、通常よりもかなり減っているのがわかります。貯水率は40.9パーセントと表示されています。」

大きく水位が下がっている寺内ダム。乾燥して、土がひび割れている所もありました。

朝倉市にはこのほか、江川ダム・小石原川ダムがあります。これらの3つのダムは、福岡都市圏などへも水を供給しています。3つを合わせた貯水率は7月31日時点で63.1パーセントで、平年よりも3割ほど少なくなっています。

朝倉市によりますと、水道用水のための放水が行われていて、このまま雨が降らない状況が続くと水がなくなる恐れがあるとしています。8月中旬以降には水稲の出穂期を迎えるため、農業への影響が出る恐れもあるということです。

朝倉市は7月31日、渇水対策本部を設置しました。チラシやホームページで節水の呼びかけを行っています。

こうした状況に、福岡県の服部知事は。

■服部知事
「我々が管理するダムの貯水量、水の利用状況、こういったものをすべて総合的に見ながら、対応を図っていきたいと思っています。」

服部知事は、ただちに給水制限が必要な状況ではないとした上で「無駄な水を使わないよう、注意して生活してほしい」と呼びかけています。

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