27日の債券相場は下落。関税を巡る過度な懸念の後退を背景に株式相場が大幅上昇しており、リスクオンの流れで債券売りにつながっている。

  SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは、米中で合意がされたということで過度な関税協議への懸念は後退したと指摘。東京都区部消費者物価は予想比弱く金利低下要因としながら「すでに金利水準が低いのでいったんの利益確定売りになった可能性がある」と述べた。

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 長期国債先物9月物は一時前日比12銭安の139円09銭に下落新発10年債利回りは一時1ベーシスポイント(bp)高い1.425%

  全国の先行指標となる東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は、6月に前年比3.1%上昇と前月から伸びが縮小した。市場予想(3.3%上昇)を下回ったことで債券相場を下支えした。

  みずほ証券の大森翔央輝チーフ・デスク・ストラテジストは、コアCPIが前月から伸び率が鈍化し、予想を下回ったことで債券が買われたと指摘した。

長期国債先物中心限月の取引推移