気象庁によりますと、停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北から九州の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。
中国地方や近畿などに発達した雨雲がかかり、岡山県の新見市付近では、レーダーによる解析で23日午後7時30分までの1時間に、およそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
午後9時までの1時間には岡山県鏡野町富西谷で50.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、長崎県諫早市で39ミリ、愛媛県宇和島市で37ミリのいずれも激しい雨が降りました。
鳥取県では、これまでに降った雨で「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
気象庁は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や川の増水に警戒するよう呼びかけています。
前線は停滞するため、大気の不安定な状態は東海や九州などで、24日も続く見込みで、局地的に強い雨や激しい雨が降るおそれがあります。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、周囲が急に暗くなったり、冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、すぐに頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めてください。
