かぜのような症状が出たあと、ほおなどに赤い発疹が出る伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の感染が兵庫県内で急増していて、地域によっては警報レベルとなっています。
県はこまめな手洗いなど感染対策を徹底するよう呼びかけています。
伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病はかぜのような症状が出たあと、ほおなどに赤い発疹が出るウイルス性の感染症で、子どもを中心に広がり、過去に感染したことがない妊婦が感染すると、流産や死産などにつながるおそれがあります。
県によりますと、今月(6月)1日までの1週間に県内で確認された患者の数は、1医療機関あたり1.47人となりました。
リンゴ病は患者数が1医療機関あたり2人以上になると、警報レベルとされていて、この2か月で急増しているということです。
神戸市と明石市、伊丹保健所管内、それに宝塚保健所管内は警報レベルとなっていて、県は、こまめな手洗いやせきエチケットなど感染対策を徹底するよう呼びかけています。
【リンゴ病 県内のクリニックでは】
神戸市西区の小児科クリニックでは、新型コロナの時期を含め去年まではリンゴ病の患者はほとんどいなかったということですが、ことしは2月ごろから患者が増え始め、先月(5月)までに11人が診察を受けたということです。
リンゴ病は、発疹が出るまでの潜伏期間が2週間程度あり、いつ感染したのかがわかりにくいということで、「ゆたかこどもクリニック」の中村豊院長は「どこで感染しどこで人にうつすのかわかりづらいので、保育園が発信する情報や県や市の情報など地域の流行状況を調べて注意をしてほしい」としています。
そのうえで「『流行があるぞ』となったら、妊婦やまわりに妊婦がいる人は、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を徹底してほしい」と話しています。
