
俳優・沢竜二
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大衆演劇で活躍した俳優の沢竜二(さわ・りゅうじ、本名酒井勲=さかい・いさお)さんが21日、都内の病院で心不全のため死去した。89歳。福岡県出身。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長女の竹下愛美(たけした・あゆみ)さん。
今年3月に心不全が見つかり入院。20日に体調が急変したという。全国の大衆演劇の座長らが集う公演「全国座長大会」をプロデュースするなど、後進の育成に熱心に取り組んでいた。最後の仕事となったのは昨年12月、東京・浅草公会堂で行った「全国座長大会」。沢さんもステージに立ち、トークを行って会場をもり上げていた。竹下さんは「とにかく仕事が大好きな父でした」と語った。
沢さんは旅芝居一座の家庭に生まれ、4歳で初舞台を経験。1954年に母・酒井マサ子さんから座長を受け継いだ。
1950~60年代にはチャンバラ劇にロカビリー演奏を取り入れた「ロカビリー剣法」がヒット。大衆演劇の座長としてロサンゼルス、ラスベガスなど海外公演も精力的に展開した。
主な出演作に舞台「ゴドーを待ちながら」、映画「陽炎」など。NHK大河ドラマには「風と雲と虹と」「おんな太閤記」に出演した。
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