米ロ首脳、ウクライナ停戦時期協議せず=ウシャコフ大統領補佐官

ロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領が19日に行った電話会談の中で、ウクライナ停戦の時間的な枠組みについては協議しなかった。同日撮影の提供写真(2025年 ロイター/Sputnik/Vyacheslav Prokofyev/Pool via REUTERS ATTENTION EDITORS)

[モスクワ 19日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)のウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は、プーチン大統領とトランプ米大統領が19日行った電話会談の中で、ウクライナ停戦の時間的な枠組みについては協議しなかったと明らかにした。ただトランプ氏は、早期の合意達成に関心があると強調したという。

ウシャコフ氏は「両首脳は今後の両国関係についても詳細に話し合った」と説明。トランプ氏はウクライナ紛争解決後の両国関係の展望は「素晴らしい」と強調したという。

同氏は記者団に対し、両首脳は二国間関係改善に向けた協議の一環として、9人ずつのロシア人と米国人の囚人交換についても話し合ったと語った。ただ、詳細については調整中で、交換の時期については明らかにしなかった。

さらに、両首脳はともに直接会談の実施に前向きであるものの、開催場所についてはまだ合意に至っていないと述べた。

米国の制裁解除について協議したかとの質問に対し、ウシャコフ氏は「トランプ氏は米上院が新たな制裁に関する法案を準備していると言及した。しかし彼自身は制裁の支持者ではなく、むしろ何らかの合意に達することを望んでいる」と答えた。

ウシャコフ氏によると、両首脳はファーストネームで呼び合い、プーチン氏がトランプ氏の孫の誕生を祝福するなど、電話会談は和やかな雰囲気で行われた。「トランプ氏は『ウラジーミル、いつでも電話をかけてくれれば喜んで応答する』と述べた」という。

プーチン大統領は会談後、ロシアはウクライナと今後の和平協定に関する覚書の作成に向けて協力すると表明。トランプ大統領は、ロシアとウクライナは停戦に向けた交渉を直ちに開始すると述べた。 もっと見る

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