電気自動車(EV)メーカー、テスラの3月の販売台数は前年同月比37%減となった。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治への関与や、モデルチェンジが大きな障害となり、欧州での業績不振が続いている。
フランスの業界団体PFAによると、テスラの3月の新規登録台数は3157台だった。同国の自動車業界全体の販売台数15%減と比較すると、大きな落ち込みだ。
テスラは3月第1週に、同社で最も人気があり、販売回復の起爆剤と期待されている新型「モデルY」の納車を開始したにもかかわらず、十分な回復には至っていない。フランスでの業績は、1、2月の悲惨な落ち込みと比較すれば改善しているものの、3月の販売減は、マスク氏がトランプ米大統領の顧問を務めていることにより、テスラのブランドが引き続き打撃を受けていることを示唆している。

イタリアでは3月31日、ローマのテスラ販売店で車両17台が燃える火災が起き、警察が原因を捜査している。ドイツでも同日、活動家らがベルリンのテスラ店舗に青色のスプレーをかけた。

青いスプレーをかけられたベルリンのテスラ店舗
Photographer: Yen Duong/Bloomberg
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原題:Tesla Extends European Slump With 37% Sales Drop in France(抜粋)
