ドイツ経済は9月までの2四半期で浅いリセッション(景気後退)を経験し、10-12月(第4四半期)はゼロ成長となる可能性がある。独連邦銀行(中央銀行)が予測した。
連銀が24日発表した月報によると、ドイツの国内総生産(GDP)は4-6月(第2四半期)の前期比0.1%減に続き、7-9月(第3四半期)も恐らく「小幅な」マイナス成長となった公算が大きい。第4四半期はほぼ落ち着くはずだとし、深刻なリセッションに陥る可能性を否定した。
「広範囲にわたる顕著で長引く経済生産の落ち込みという意味でのリセッションは現時点で予想されていないものの、2022年半ばから続く弱い局面から抜け出せないでいる」と連銀は指摘した。

ドイツは欧州最大の経済大国だが、重要な製造業の低迷が長引き、同国の競争力と長期的な成長見通しに懸念が生じている。連銀によると、高い金利と政治的な不透明性も工業と建設業の需要冷え込みに寄与している。
S&Pグローバルが24日発表した10月のドイツ総合購買担当者指数(PMI)速報値によると、同国の民間部門の落ち込みは緩和され、サービス業の製造は続いた。ただ、個人消費は予想されたほど回復せず、懸念は残った。
原題:Germany May Be Stagnating After Mild Recession, Bundesbank Says(抜粋)
