トランプ氏、ロシアに高関税・制裁警告 ウクライナ合意なければ

トランプ米大統領は22日、ウクライナ戦争終結に向けた合意が早期に成立しなければ、ロシアと「他の参加国」に高水準の税金や関税、制裁を課すと警告した。10日撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)

[ワシントン 22日 ロイター] – トランプ米大統領は22日、ロシアがウクライナ戦争終結に合意しない場合、ロシアと「他の参加国」に高水準の税金や関税、制裁を課すと警告した。

自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「ロシアが米国などに販売するあらゆるものに、高水準の税金・関税・制裁を科す以外に選択肢はない」と述べた。参加国と考えられる国は特定しなかった。

21日には、ロシアのプーチン大統領がウクライナ戦争の終結に向けた交渉を拒否した場合、ロシアに制裁を科す可能性が高いと発言。この日はこれを修正した形となった。

ロシアのドミトリー・ポリャンスキー国連次席大使は、ウクライナ戦争を終わらせる「合意」がトランプ大統領にとって何を意味するのかをロシアは見極める必要があると指摘。「これは単に戦争を終わらせるという問題ではない。何よりもまず、ウクライナ危機の根本原因に取り組むという問題だ」と述べた。

ロシアは、米国の貿易相手国としてはかなり下位に位置しており、2024年1─11月のロシアからの輸入額は29億ドルにとどまる。2021年には296億ドルだった。

米国はウクライナ侵攻後、ロシア産石油の輸入を停止したが、自動車触媒コンバーターに使用されるパラジウムなど一部の貴金属は依然として輸入している。

トランプ氏は「経済が破綻しつつあるロシアとプーチン大統領に大きな恩恵を与えるつもりだ。今すぐ和解して、この馬鹿げた戦争を止めよう!」と述べた。

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