ベッセント米財務長官は、南アフリカで26、27日に開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を欠席する。就任間もない状況で国内の政策課題に専念する。
米財務長官の欠席は、トランプ政権が多国間フォーラムへの関与をさらに後退させたと受け取られかねない。
ベッセント財務長官は19日夜、「ワシントンでの責務のため、G20サミットに出席せず、財務省高官が代理出席する。トランプ大統領の政策課題推進に取り組み、グローバルカウンターパートと定期的に連絡を取り合っている」とX(旧ツイッター)に投稿した。
ルビオ国務長官も南アのヨハネスブルクで20日から開催されるG20外相会合の欠席を明らかにしており、ベッセント氏の決定はそれに続くものだ。ルビオ氏は、南ア政府の土地収用政策や「多様性・公平性・包括性(DEI)」政策を巡る問題を欠席の理由に挙げた。
ベッセント氏は財務長官に就任して1カ月足らずだが、歴代の財務長官は就任後早い段階で各国財務相との会合に臨んできた。
ポール・オニール氏(共和党)は2001年2月半ばにイタリアのパレルモで開かれたG7会議に出席。ベッセント氏の前任者ジャネット・イエレン氏もコロナ禍のさなかに開催された21年2月のG7およびG20会議に参加した。
原題:Bessent to Skip G-20 Finance Chiefs Gathering in South Africa(抜粋)
(ベッセント氏の投稿内容を追加して更新します)
