五穀豊穣(ほうじょう)などを祈り、11月に皇居で行われる新嘗祭(にいなめさい)に献上する米の苗の田植えが27日、愛知県常滑市金山であり、たすきに菅笠(すげがさ)姿の早乙女らが県産米「あいちのかおり」の苗を手植えした。県では明治半ばの1892年から続いている伝統的な事業で、132回目の今年はJAあいち知多が担当する。この日は雨の中、12人の早乙女たちが、白装束の田男に導かれて小太鼓の音に合わせて苗を植えた。10月に稲刈りと脱穀をして米を選別し、同月下旬に献納する。同JAの山本和孝組合長は「受け継がれてきた伝統行事を絶やすことなく、秋に向け、五穀豊穣を祈って務めたい」と話した。(森本雅司撮影)

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