会員制ジム業界で、
RIZAP(ライザップ)
グループが存在感を高めている。2年前に1号店を出した24時間営業の低価格ジム「チョコザップ」が21日に全都道府県への出店を達成。運動に加え、エステやカラオケなど多目的なサービスを特徴に会員数で120万人超と業界トップに立つ一方、継続利用のカギとなる質の向上が急務となっている。
たこ焼き販売車は18万円中古、スピーカーから「ほんわか ふんわか ほんわかほい♪」…注文相次ぐ
カラオケルームも備えるチョコザップ(4月9日、東京都内で) チョコザップは、個別指導で2か月約30万円からの「ライザップ」業態が主力だったRIZAPグループが2022年7月、無人営業の新業態店として始めた。
月額3278円(税込み)で、トレーニングマシンに加え、セルフ脱毛などエステ器具、ワークスペースも備える。今年3月末からは洗濯機、カラオケルームなどの設置も進めている。東京都新宿区の店舗で4月上旬、カラオケを楽しんでいた男性(30歳代)は「会員はどの店舗も利用できるので、急に空いた時間にカラオケや軽い運動で使えるのがいい」と話した。
際立つのが、新規出店のスピードだ。大手コンビニのセブン―イレブンが約8年かかった国内1500店体制を1年10か月で実現し、21日には未出店だった宮崎県に進出した。会員数は同業のエニタイムフィットネス(約84万人)やカーブス(約78万人)を上回る。 収益化も進んでいる。先行投資がかさんでRIZAPグループの業績は23年度上半期まで本業のもうけを示す営業利益が赤字だったが、下半期で黒字に転換した。24年度は会費収入増で通期の黒字化を見込む。店舗数も26年3月末までに2800店体制とする目標だ。 ただ、大量出店のなかで、設備の故障率も上がっている。同社は修理対応の巡回要員を増やす方針だが、低コスト運営と満足度向上が両立できるかが焦点となりそうだ。 1 2
![[ニュース] 「チョコザップ」際立つ出店スピード…エステ・カラオケなど「多目的」攻勢、設備故障率に課題も [ニュース] 「チョコザップ」際立つ出店スピード…エステ・カラオケなど「多目的」攻勢、設備故障率に課題も](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/05/1716343335_20240522-OYTNI50006-1-1024x576.jpg)