兵庫県但馬県民局は24日、但馬地域にあるスキー場の入り込み状況を発表した。雪不足の影響で2023年度は多くのスキー場で営業日数が減り、入り込み客数は統計が残る1985年度以降で2番目に少ない20万5100人(前年度比48・6%減)となった。(熊谷暢聡)
スキーヤーなどでにぎわうゲレンデ。今季は暖冬の影響で過去2番目の少なさとなった(今年1月、兵庫県香美町のハチ北高原スキー場で) 今シーズンは12月から降雪量が少なく、最も遅かったスキー場では営業開始が1月下旬にずれ込んだ。2月も気温が高い日が多く、前年度と比べた営業日数は、若杉高原(養父市大屋町)を除く各スキー場で3~46日少なくなった。
年末年始など入り込み客数が多い時期に営業できなかったスキー場も多く、前年度と比べた客数は、12月が32・6%、1月が39・9%などと集客に苦しんだ。 地域別では、養父市の関宮地域(5万1800人)や豊岡市の神鍋高原(3万800人)が前年度比でそれぞれ53・6%、63・5%減少。標高が高く、例年なら積雪量も比較的安定している香美町村岡区も、34・3%少ない9万2100人にとどまった。 スキー場周辺の宿泊者は、神鍋高原が2万400人で前年度の7割ほどだった一方、養父市の関宮地域(1万1700人)は前年度並みを維持した。全体では4万400人(前年度比28・1%減)。 但馬地域のスキー場の入り込み客は1995年度の約144万人をピークに減少傾向に転じ、近年は30~40万人台で推移している。記録的な暖冬だった2019年度が最も少なく、約16万人だった。
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