大分県別府市は23日、同市南部の浜脇地区などで6月下旬からコミュニティーバスの実証運行を始める方針を明らかにした。市が実施主体の「湯けむりライドシェア」として一種運転免許を持つ市民らが運転手を務める。来年5月までの予定で、同6月からの本格運行を目指す。
いくつもの湯煙が上がる大分県別府市の温泉街 この日、同地区で開かれた住民説明会で、市が運行案を説明した。
計画では、定員10人のワゴン車と、車いすにも対応した定員5人のワゴン車の計2台を、平日午前8時~午後1時に計10便運行。1周約5キロを、スーパーや病院など15か所に停車しながら約30分かけて巡るルート案となっている。 運賃は1回300円以下を想定。市が業務委託し、一種免許を持つ市民ら5人程度が運転手を務める。 道路運送法では元々、過疎地などで、市町村やNPO法人が実施主体となる形で自家用車による運送が認められていたが、昨年12月から柔軟な運用が可能になり、市はこの仕組みを活用する。一般ドライバーが有償で客を送迎する都市部での「日本版ライドシェア」とは枠組みが異なるという。 市によると、浜脇地区は独居高齢者の割合が高く、路線バスの運行本数も少ないため、住民の交通手段の確保が課題となっている。
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