九州大や熊本大、鹿児島大など九州・沖縄の11の国立大と、台湾の台湾大、陽明交通大など主要12大学が22日、半導体など6分野での研究や人材育成で国際連携協定を締結した。九大によると、複数の大学にまたがる国際的な連携は珍しい。

TSMC本社で九州大学生のインターンシップ受け入れ、研究奨学金の提供も…包括連携の覚書締結

 九州では、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に進出したのをきっかけに、台湾との学術的な結びつきが強まっている。九大は昨年9月、台湾大と個別に連携協定を結び、今月に入ってTSMCとも人材育成などで協力する協定を締結した。

 一方、九大を含む九州・沖縄の全11国立大は昨年、学生の交流や研究設備の共用化を目的とした連携組織「九州・沖縄オープンユニバーシティ」を設立した。台湾側の12大学も昨年、同様の組織を作っており、地域の主要大学グループ同士で連携することにした。 半導体以外にも自然科学や社会・人文科学、中国語教育など、幅広い分野で協力する。具体的な連携内容は今後、詰めるが、教員や学生の積極的な交流を想定している。国際連携に向け協定を結んだ日台23大学の代表者ら(22日、福岡市のホテルで)国際連携に向け協定を結んだ日台23大学の代表者ら(22日、福岡市のホテルで) この日は福岡市のホテルで式典が開かれ、参加する全23大学の代表者が出席した。九大の石橋達朗学長は「国際的な協力が具体化する。教育や研究、技術革新での成果を期待している」とあいさつした。

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