大阪、京都、兵庫など5府県で昨年2~11月、店舗事務所などから金庫が盗まれる被害が相次いだ。大阪府警は今月、住所不定、自称貿易商の男(37)ら男3人を窃盗などの容疑で逮捕し、計111件、総額1274万円相当の被害を裏付けたと発表した。摘発のきっかけは、昨年3月に被害があった豊中市内の貴金属買い取り店近くの防犯カメラに映っていた「水色の軽乗用車」だった。(鈴木彪将)盗難ナンバー大阪府警察本部大阪府警察本部 府警が最初に連続窃盗の被害を把握したのは、昨年2月20日未明。池田市や兵庫県伊丹市などで系列のレンタカー店4店舗などから金庫が盗まれるなどした。施錠された出入り口をバールなどで壊して侵入する手口で、窃盗グループが使ったとみられる車が周辺の防犯カメラに映っていたが、ナンバープレートは盗品に付け替えられ、乗り捨てられた形跡はなかった。

 捜査の手がかりを得られないまま、チェーン店の喫茶店やハンバーガー店などで同様の被害が続いた。違和感 ある時、昨年3月に豊中市で起きた被害の現場周辺の防犯カメラ映像を確認していた捜査員が、窃盗グループが使ったとみられる水色の軽乗用車を見て、違和感を覚えた。「窃盗犯なら、目立たない黒色や灰色の車を選ぶはずなのに、なぜ水色なのか。自分たちの車や盗難車ではなく、レンタカーだから色を選べなかったのではないか」 1 2 3

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