昨年9月、さいたま市見沼区の介護施設で利用者ら3人を送迎車ではねて死傷させたとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)などに問われた同市岩槻区の被告の男(75)に対し、さいたま地裁(金子大作裁判長)は22日、懲役3年6月(求刑・懲役4年6月)の有罪判決を言い渡した。
事故を起こした通所介護施設「ビッグスマイルリハビリセンター」の送迎車を調べる埼玉県警の捜査員(2023年9月13日、さいたま市見沼区で) 判決などによると、男は昨年9月13日、同施設の駐車場で送迎車のアクセルを誤って踏み車を暴走させ、利用者の男女(ともに当時80歳代)をはねて死亡させ、男性職員(当時43歳)にけがを負わせた。また、2021年11月には施設に対し、年齢を7歳若く偽った運転免許証のコピーを提出した。
判決は、被告の運転について「基本的かつ重要な注意義務を怠った」と非難し、「過失は重大」と結論づけた。偽造した免許証のコピーを施設に提出したことについては「身勝手な動機で短絡的。運転免許証の信頼性を害した」と指摘した。
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