ダニエル・イノウエ氏(八女市提供) 日系人で初めて米連邦議会議員を務め、日米友好に尽力したダニエル・イノウエ氏(1924~2012年)の功績を紹介するミュージアムが25日、父親の出身地・福岡県八女市上陽町にオープンする。今年は生誕100年にあたり、市の担当者は「日系人の地位向上や日米関係の強化に生涯をささげたイノウエ氏の功績や、ルーツが八女にあることを多くの人に知ってもらいたい」と話している。(香月大輝)
イノウエ氏は、祖父母と父親が横山村(現在の八女市上陽町)からの移民で、日系2世としてハワイで生まれた。第2次大戦では、「敵性国民」として日系人が強制収容所に送られる中、米国への忠誠を示すため陸軍に志願。日系人部隊の「第442連隊戦闘団」に配属され、欧州戦線で右腕を失ったが、勇敢な戦いぶりで英雄とたたえられた。 1959年に日系人で初めて下院議員に当選。その後、上院議員に転じ、連続9選を果たした。民主党の重鎮として日米関係の強化、発展に力を尽くし、先住民など少数派の地位向上にも取り組んだ。米軍人最高の栄誉とされる「名誉勲章」などを受け、2012年12月に88歳で亡くなった際には、当時のオバマ大統領が「米国は今日、真の英雄を失った」との追悼声明を出した。17年には、地元ハワイのホノルル国際空港が、「ダニエル・K・イノウエ国際空港」に名称変更されている。 1 2
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