野党党首らから温かい言葉、スターマー英首相の最後の質疑で

Published 2026年7月16日 17:17

イギリスのキア・スターマー首相は15日、下院で辞任前の最後の首相質疑に臨んだ。通常の政治的な対立はほぼ棚上げされ、あらゆる政党の議員らが、退任する首相に敬意を表し、冗談を交わしたり逸話を共有したりした。

最大野党・保守党のケミ・ベイドノック党首は、スターマー氏が保守党政権のボリス・ジョンソン元首相に行った最後の質疑に触れ、「きょうはあの日のご本人ほど厳しくしないつもりです」と笑いながら述べた。

これに対しスターマー氏は、議会では厳しいやりとりを交わしたものの、自分の困難な時期には温かい言葉をかけてくれたと、ベイドノック氏に感謝の意を表した。

自由民主党のエド・デイヴィー党首は、スターマー氏は下院のさまざまな立場の人々と協力してきたと述べ、「真の愛国者」だと評した。

最後は家族が見守る中、与党・労働党の議員だけでなく、野党議員からもスタンディング・オベーションを受け、首相は議場を去った。

スターマー氏は、17日の労働党特別大会で元グレーター・マンチェスター市長のアンディ・バーナム下院議員が新しい党首に正式に選出された後、20日に首相職をバーナム氏に引き継ぐ予定だ。

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