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きょうも1ドル=160円に迫る時間帯が長かった為替相場。長引く中東の混乱でドル買い・円売りが続くなか、政府・日銀は…

三村淳 財務官(今年4月)
「これは最後の退避勧告として申し上げます」

160円のラインを念頭に、4月から5月にかけて総額11兆円の“実弾介入”を実施。奥の手を繰り出してきましたが、それでもじわじわと円安が進んできました。

こうしたなか迎えた注目の講演。日銀の植田総裁は、円安で原油などの輸入価格がさらに上昇することへの強い懸念から…

日本銀行 植田和男 総裁(きのう)
「利上げの是非について、しっかりと議論する必要がある」

これまでも利上げ直前に日銀の首脳陣が口にしてきた「是非」というキーワード。再来週、およそ30年ぶりの水準となる年率1%へと政策金利を引き上げる可能性に踏み込んだのです。

ところが、本来、期待される円安へのブレーキ効果はなく、1ドルは160円近くに張りついたまま。というのも…

市場関係者
「市場が利上げをすでに織り込んでいた」

市場の9割がすでに利上げを確実視していたなか、円安を反転させる力はなかったのが実情です。

木原稔 官房長官
「金融政策の具体的な手法については、日銀に委ねられるべきと考えております」

打つ手を市場に見透かされているなか、生活を直撃している円安が改善される兆しは見えてきません。

TBSテレビ

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