
ベビーカーやトランペットも 落とし物過去最多 保管や処分に費用も「いらないから放置」か
トランペットにギター、それに、ベビーカー、スーツケース。これらが何かといいますとすべて「落とし物」なんです。
意外なものも見受けられるこれらの「落とし物」ですが、去年、宮崎県内の警察署に届けられた件数は、過去最多の16万件になりました。
なぜ、落とし物が増えているのでしょうか?
ビニール傘とかはなかなか持ち主には返らない
県内13の警察署の中で、最も多くの落とし物が届けられる宮崎北警察署。
(宮崎北警察署 原田裕文会計課長)
「こちらが宮崎北警察署の拾得物を保管している倉庫です」
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ここには、警察に届けられた「落とし物」が保管されています。その数、およそ1万5000点。
(山口あいり記者)
「こちらには、傘や、靴、手提げカバンなど多くの日用品が保管されています」
中でも特に多いのが傘です。
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(宮崎北警察署 原田裕文会計課長)
「ご覧の通り、傘が非常に多いです。かなりの保管場所を占めておりますが、特にこういったビニール傘とかは、なかなか持ち主には返らない」
(左)山口あいり記者2025年は宮崎県内で16万件余り
こうした警察に届けられる「落とし物」の件数は、コロナ禍でいったん減少したものの、5年前から年々増加。
去年は県内で16万件余りと過去最多となりました。
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落とし物が増えている要因について、警察は…
(宮崎県警察本部警務部会計課 平山裕一監査室長)
「小さくて軽くて、持ち運びに支障のないイヤホンであったり、携帯電話の充電器。さらに衛生用品であったり、快適グッズである携帯型の扇風機であったりとか、水筒とか、そういった持ち物を幅広く皆が持ち歩くことによって、落とし物が増えてきていると思っております」
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日常生活で使う製品の小型化、軽量化によって多くのものを一度に持ち運べるようになったことで、落とし物が増えているといいます。
MRTいらなくなったものを意図的に放置 結果的に「落とし物」
さらに、倉庫の中には、こんなものもありました。
(山口あいり記者)
「ご覧ください。こちらには、ベビーカーやスーツケース、そして、トランペットなど、こんなものまで届けられています」
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誰がどのようにして落としたのか分からないものまで保管されていました。
こうしたものについて警察では、所有者がいらなくなったものを意図的に放置し、結果的に「落とし物」として処理されている可能性があるといいます。
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実際、こんなものも…
(山口あいり記者)
「落とし物として届いているギターです。上の方は、壊れていて、弦も少しずれて外れている状態です」
MRT落とし物の保管や処分にはもちろん費用がかかります
警察署や交番に届けられた落とし物は、持ち主に返還するため、3か月間、保管されます。
その後、2か月は、拾った人に所有権が移り、引き取りがなければ、売却か処分となります。
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こうした落とし物の保管や処分には、もちろん費用がかかります。
警察は「落とし物」をしないよう、日ごろからの心がけを呼びかけています。
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(宮崎県警本部警務部会計課 平山裕一監査室長)
「飲食店に行ったり、バスに乗ったり、タクシーに乗ったりしたときに、席を離れるときに、1回後ろを振りむいてもらって、忘れ物がないかを確認してもらえれば、それだけでも忘れ物は減ってくると思います」
MRT遺失届はオンラインでも提出OK
物をなくしたらどうすればいいかということですが…
まずは自分の行動を振り返り、利用した店や車などを確認したうえで、警察に遺失届を出すという流れになります。
この遺失届ですが、警察に直接提出するか、オンラインでも提出することができます。
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平山監査室長は、「特に土曜、日曜、祝日や夜は、人手が限られているので、できるだけオンラインを活用してほしい」と話しています。
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※MRTテレビ「Check!」6月3日(水)放送分から
