【写真を見る】買えない?ナフサが原料の “指定ごみ袋” が品薄状態 特例で「市販袋OK」に踏み切る自治体も【ごみ袋の節約術も紹介】

熊本県内でもごみ袋が品薄になったり、製造業者が決まらなかったりする事例が出始めています。

■指定ごみ袋以外でごみ出し?

熊本県甲佐町の住宅街です。

記者「今日は”燃やすごみ”の収集日ですが、ごみステーションの中を見ると、町指定のごみ袋とそれ以外のごみ袋が入っています」

甲佐町では、原材料価格の高騰などを受け、6月1日から町指定のごみ袋の販売価格の値上げを決めました。45リットル入りの「大」サイズの場合、販売価格は現在の1枚15円程度から約19円になります。

値上げについて住民はどのように感じているのでしょうか。

――甲佐町民は
「知らなかった。仕方がない」
「値上げですか?値上げだったらなんでも反対」
「一時期、『ごみ袋の在庫がない』という話があった」

値上げを前に、一部の店ではごみ袋が品薄状態になっています。複数の店を取材しましたが、いずれも品薄の状態で、貼り紙で購入制限を伝える店もありました。

アタックスサエラ店 坂井信店長「入荷してもすぐに売れてしまって、いつもより動きが早い。『在庫がなくなるのでは』とまとめて買う人が多い」

こうした事態を受け、甲佐町は5月29日まで、市販の透明のごみ袋でも「燃やすごみ」を出すことができる特例措置を採ったのです。

■熊本市で「入札不調」

一方、指定ごみ袋の製造業者が決まらない自治体もあります。

熊本市は、指定ごみ袋の製造業者を決めるための入札を5月14日に実施しましたが、4つのサイズのうち、45リットル入りの「大」サイズについては落札業者が決まらない”入札不調”となりました。

熊本市廃棄物計画課 津川正樹課長「複数の業者から参考となる見積もりをもらうが、そこから実際に入札をかけるまでの間にタイムラグがあり、その間に想定以上に原料価格が上がってしまった」

熊本市は設定価格を見直して再入札を行う方針で、市民には冷静な対応を呼びかけています。

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