ヤマト運輸は5月20日、滋賀県湖南市に開設した統合型ビジネスソリューション拠点が6月から本格稼働すると発表した。
全国のヤマトグループの物流拠点への仕分け・輸配送機能が新たに稼働する形。2025年10月から稼働しているロジスティクス機能と一体になる。
<拠点の施設外観(1階)>
本格稼働する拠点は、「UIB湖南ロジスティクスセンターII」の1階で延床面積4万2816m2。
在庫管理や流通加工をはじめとしたロジスティクス作業と、全国への仕分け・輸配送を同一施設内で行うことで、翌日配送分の受注時間延長や商品を届けるまでのリードタイム短縮を目指す。
在庫保管倉庫から輸配送拠点までの輸送や荷物の積み替え作業がなくなるため、輸送品質の向上、温室効果ガス排出量削減にもつながる。
ヤマトグループの輸配送ネットワーク上に在庫拠点を設けることで、拠点間で需要に応じた在庫の補充・移動をスピーディーに行えるようになる。
京阪神に好アクセスな点も特長だ。名神高速道路「栗東湖南IC」から約2.1km、京都府京都市・大阪府・兵庫県神戸市まで100km圏内の位置にあり、関西地方の広域物流拠点として優れる。
名神高速道路と新名神高速道路の2つにアクセスできるため、災害時にも迂回路を確保することで事業活動を継続できる。
東日本に主要拠点を持つ顧客が滋賀県にも在庫を保管することで、災害発生時に在庫供給リスクを軽減するなど、BCPを支援する。
■拠点概要
所在地:滋賀県湖南市⽯部緑台1-12-1 UIB湖南ロジスティクスセンターII 1階
延床面積:4万2816m2(1万2952坪)
主要設備:休憩用ラウンジ、24時間営業の無人コンビニエンスストア、シャワー室、非常用発電設備
日本ベネックス/滋賀県湖南市の物流施設屋根に太陽光発電所
